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Posted by ミリタリーブログ at

2012年12月26日

ノーカントリー



ハイ!あふりかです。

遂に第二次安倍内閣は発足しました。

どっかの占いをする僧侶が

佐藤栄作氏を超える長期政権になるだろうと言ったそうですが

特に国民はソコを望んではいません。

只々「日本人としての誇り」を再び取り戻せる国にして下さい。


さて、Tacmartあふりか屋、明日は誠に勝手ながら臨時休業とさせて頂きます。

大変申し訳ありませんが明日はSATマガジン連載「サバゲ葉隠」の撮影がございますので

どうかどうかご容赦下さい。

昨日ご案内しました、




は明日あたり入荷の予定です。

「サバゲ葉隠」から帰ってきたらジィーツクリ吟味しておきます。

と言う訳でローテーションの谷間に入りましたので

映画の話で逃げをうちますw

ここ数年、歳のせいなのかスッカリど派手なアクション映画に

胸焼けを起こすようになりまして、実は軍オタの間で沸騰いたしました、

「Act Of Valor」も未だ拝見しておりませんw

今じゃすっかりオフビート映画でほやほやほやぁとなるのが好みです。

そんな中、ここ数年で観た映画の中でベストだったのが


邦題「ノーカントリー」(原題NO COUNTRY FOR OLD MAN)




映画の筋立ては、麻薬取引現場で起きたイザコザから

大金を持った男の遺体を発見した失業男がその金をガメまして

組織が放った殺し屋に追われ、それを察知した老練の保安官が追い、

どーやらコントロールを失った殺し屋を消すために組織がまた殺し屋を送るが・・・

ってなアリガチな内容なんですが、出演陣が渋い演技派揃いで映像を引き立てています。

中でも秀逸なのが近年映画に登場する殺し屋の中ではベストオブベストとも言える

ハビエル・バルデム演じる殺し屋アントン・シガー






映画史上最強のおかっぱ頭です。

この殺し屋、非常に珍しい道具を使います。






「captive bolt pistol」と言われる圧搾空気を利用した屠殺用具を使用しています。





このようにドアの鍵を吹き飛ばしてブリーチングしたり





対人用としたりしています。映画の時代設定は1980年代と言う事で

このタイプを使ったのかもしれませんが現在はこんな感じらしいです。






恐らく25口径あたりのブランクを使用しています。これだとボンベ要りませんねw

こんな小道具を使う事でアントン・シガーと言う

殺し屋の特性を表現するトコが素晴らしい。映像1発で何かを表現するのって

監督さんの感性に拠るところが大きく腕の見せどころ。例えば

黒沢明監督作品「用心棒」冒頭のこのシーン。




宿場に入った三十郎が人の手を咥えた犬を見て驚くシーン。

この宿場がただならぬトコだって事を1発の映像で表現しています。

因みにこの犬のシーン、映画史に燦然と輝く名シーンとして

海外の映画関係者も良く知るものだそうです。詳しくはDVD見てくださいw

話を戻して

この殺し屋アントン・シガー、家畜銃の他に銃も使いますが

これがまたまた味があります。








映画前半、アントン・シガーが橋の欄干に止まるカラスを撃つこの銃。

暗くてこのシーンでは確認出来ませんが、後のシーンで






我々の年代にはサバゲのプライマリィとして馴染みの深いKG9、

今はTEC9でしたでしょうか?これにサプレッサーを装着しています。

また、こんな銃も






オートマチックショットガンにこれまたサプレッサーを装着しています。

お手製サプレッサーを表現する為、素材そのままの銀色なのでしょうか?

だったら良く分かってらっしゃる感じです。

この映画の中では負傷して自身で治療するシーンが出てきますが

特にアントン・シガーのシーンは映画「極大射程」のシーンに匹敵する程

リアルで、医療品を入手するシーンから印象的です。





この恐るべき殺し屋に追われるのが組織の大金をガメてしまった

ベトナム帰還兵ルウェイン・モス、演じるは昨今佳作出演が増え注目のジョッシュ・ブローリン。






あふりかの好きな西部劇「トゥルーグリッド」では悪役、そして「MIB3」では

この映画で共演したトミー・リー・ジョーンズの若き日を好演しています。






MIB3ではCGでトミー・リー・ジョーンズを若返らせたのかと思うほどクリソツw

見た目以上に仕草や話し方が似ていてジョッシュ・ブローリンの役者さんとしての

実力を感じました。そしてこの映画では往年のアクション映画を彷彿とさせる銃を使っています。






抗争現場で見つけたニッケルフィニッシュのガバ。

犬に食われたくなかったらこの練習をしましょうw









レミントンM1897をソードオフするシーンはガンオタが痺れるトコだと思います。


そして忘れてはいけないのがこの映画の主人公、

トミー・リー・ジョーンズ演じるベル保安官。






前出2人が中心の映画ですが主人公はベル保安官。

原題「老人に(帰る)国はない」はベル保安官の変わりすぎてしまった

国への思いを表しているのだと思います。


いろいろ長々ダラダラ書きましたが非常に良い映画ですんで

ぜひご覧になってください。



ほんじゃあふりかは明日のためにM4整備しますw

以下宣伝乙!!

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Posted by あふりか屋 at 20:30Comments(1)あふりか道リターンズ